デジタルハリネズミ(2022/9/30更新)

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デジタルハリネズミといえばトイカメラの有名どころで、最新型はデジタルハリネズミ4であるが、どうやら DH4は生産をとっくに終了していたらしい。まあ、もうすぐ発売から四年が経つので当たり前だが、それにしてもDH5は出てこないのだろうか。2009年に初代が出て、それで四年間で型番が4まで行ってしまう様なスピードでやってきたのに、この3、4年間全く音沙汰がないのは、もしかしてもう開発を終了してしまったのであろうか。何でこんなことをグダグダ言っているかというと、それは私もかつてDH4を購入して、遊んでいたのだが購入から一年で使い物にならなくなってしまったからである。

正直腹が立ったのだ。調べてみると、どうやらDH4の内蔵電池の寿命は非常に短く、電池の寿命が切れてしまった場合は修理・交換するしかないというのである。私は壊れた時から、まあ一万五千円程度の代物だから、気が向いたらまたアマゾンで買い直せば良いと思っていた。が、今アマゾンで見てみると価格が六万前後にまで高騰している。これでは買えない。まあ、生産が終了してしまったのだから当たり前なのだが、どうにも腑に落ちない。内蔵電池がこんなにも寿命が短いものだと知っていたなら、乾電池式だった以前のDHを購入したのに。

何とも言えない気分で、悲しくDH4のサイトを見ていると、

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こんなことが書いてある。みじんこみたいな電池つけるくらいなら乾電池式にして厨!とか愚痴をつぶやいていたが、ふと目についたこの文言。

PCやACアダプター経由の充電の他に市販のUSB充電池も外部電源として使用できる

そういえば私はチノンの充電器とDH4が一緒になったセットを二万前後で購入していたのである。もしやと思ってその充電器に接続しながら電源ボタンを押すと、、、

付いた。

あっけなさすぎて悲しくなった。こんなことを全く気がつかなかったのだ。しかしやはり充電器を外すと途端に電源が切れる。まあ、使えないよりはましか、と思って一年ぶりに私はDH4を使って写真を撮った。夜だったので暗く何も映らなかった。こういう使い勝手が悪いところが、今の時代には新鮮に感じるのだ。電源が入らない使い勝手の悪さは全くもって不必要であるが。まあ私のDH4は使い勝手が悪い。これからこのカメラを使うのならば、端からUSBでぶら下がっている重くてかさばる充電器が必須になってしまうからだ。非常に煩瑣であるが、仕方ないので当面これで写真を撮ることにする。

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私はデジタルハリネズミを二台持っている。一台目がこの記事を書いた後なぜか使えなくなって中古品を買い直したのだ。だがその二台目も途中で使えなくなった。電源はつくが、カードを読み込めない。原因を調べているうちに、マイクロSDカードのマウントの形式がダメだということに気が付いた。「MS-DOS(FAT)」の形式以外読み込んでくれないということだ。「ディスクユーティリティー」でフォーマットを変えたら、すぐに使えるようになった。

開発会社のCHINONが死んでいませんか

デジハリを開発していたチノンの公式ホームページが長いこと更新が止まってしまっている。デジハリの後継機どころか、2019年から新しい製品開発もされていないし、チノン公式オンラインショップもアクセスできない。

いろんなカメラを開発していた

一言で言えばゲテモノカメラを作っていたのだが、まあラインナップを見ているとなかなか厳しいものがあったのだろうと推察できる。例えばゴープロの劣化版とか、なんか形がめちゃくちゃ昔っぽいカメラとか(これ八万円するらしいですよ)、いろいろあったのだけれど、どれもこれも既に販売されていないし全くネット上で情報を見かけない。後はポータブルバッテリーとか売っていた。今アマゾンで確認できるのはこれくらい。一体どうなってしまったのか。

サポートセンターに生存確認をしたよ

生存確認も兼ねて、連絡してみました。すると、二日後に返事が来ました。デジハリの電池を交換してくださいと言ってみました。

お客様

お問い合わせありがとうございます。

申し訳ございませんが、デジタルハリネズミ4.0の充電式電池交換は承っておりません。ご理解を賜りたくお願い申し上げます。

チノンサポートセンター

まあ外注のサポセンだろうから、これだけで生存確認とはならないけれども、少なくとも会社としては存在しているらしい。

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